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90歳代

リハビリ日記

平田 みずほ

2026年6月19日

 お久しぶりです、作業療法士の平田です。たもつの職員に平田さんが増え、計3人になりましたが、療法士であり女性は私だけなので、間違えないように覚えて下さると嬉しいです。梅雨に入った筈ですが、あまり雨は降っていないので、今年は空梅雨なのかなと思いながら訪問にまわっている今日この頃です。レインコートを着ずに済むのは有り難いですが、夏の水不足はちょっと心配ですね。

 今日は、半年程前から訪問させて頂いているAさんとのリハビリの様子をお話しさせて頂きたいと思います。Aさんは90代の男性で、要支援の方です。1年間での卒業を目標に、訪問でのリハビリを希望され、訪問看護リハビリステーションたもつでの訪問が開始となりました。

 Aさんは、90代とは思えない程若々しい方で、調理を除いた身の回りのことは殆どお一人でこなされており、読書がお好きな紳士です。全身の柔軟性や筋力も年齢を考えるとしっかり維持しておられるのですが、唯一バランス能力には低下が著明に見られており、支えるものがないと歩行時にはふらつきやすく、いつも摺り足・小股で移動されています。

 訪問が開始になってから、片脚立ちが出来るかどうか、両足を縦に一直線に揃えた状態でバランスが取れるかなどを評価させて頂いた所、やはり上肢の支えがない状態では片脚立ちは困難であり、両足を縦に一直線に揃えた状態では上肢の支えなく保持は殆ど出来ない状態でした。たもつの療法士訪問では要支援の方や歩行がお一人で可能なレベルの方にはバランス能力などの評価をさせて頂いています。SPPB(Short  Physical Performance Battery)という主に高齢者の方の下肢筋力やバランス能力、歩行能力を評価するテストを実施し、合計スコアで客観的な指標としてどの程度の身体機能をもっていらっしゃるかを確認させて頂いております。

 Aさんの場合、訪問を開始してすぐの頃はSPPBのスコアでいうと12点満点中3点(日常生活動作に介助が必要なレベルで、機能としてはかなり低下が見られる)という結果で、実際には日常生活動作は自立されているのですが、歩行に時間がかかり、バランスがとりにくい為、手すりの無い階段の昇段中に転倒して受傷されたこともあり、転倒リスクが高い状態でした。

 そこでリハビリでは柔軟性の維持の為の四肢体幹のストレッチや、下肢体幹の筋力トレーニング、ステップの練習やバランスの取りにくい肢位でのバランス保持練習、歩行練習などを行い、支援させて頂きました。

 中々目に見えて良くなったと言える程、歩行時の様子が変わった訳ではないのですが、訪問を開始してから半年が経ち、再度SPPBのスコアを取った所、合計点数は7点にまで上昇が見られました。特にバランス能力の項目で点数が増えており、生活上では分かりにくくとも、少しずつ少しずつバランス能力が上昇していると確認出来たことを、個人的には嬉しく感じています。

 今後も支援を継続し、こういったテストも使用しながら、更に機能の向上を図っていければと思っています。またできれば生活上でも機能の向上を実感出来る程の効果が得られればと考えています。

 この記事を読んでいる皆さんも、適度な運動を行いながら、梅雨とその後の暑さに負けないように健康を維持して下さいね。

高齢者の機能向上は簡単ではありませんが、利用者さんと伴走することにより確実にバランス能力向上していると思います。訪問看護リハビリステーションたもつでは、一人ひとりに応じたリハビリ支援をしています。

2026年8月以降の看護師・言語聴覚士・看護師・療法士(山科・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

                           統括所長 西谷 保

平田 みずほ

  • 作業療法士

    利用者様の気持ちに寄り添い、訪問時間が楽しい時間になるように心がけています。

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