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意思の尊重

情報共有

長辻 智哉

2025年4月17日

 理学療法士の長辻です。京都の街を彩る桜が、日々のバイク運転を心地よくしてくれる美しい季節となりました。間もなく暑さも本格化する予報が出ておりますので、こまめな水分補給を心がけ、体調管理には十分お気をつけください。

 今回は、ご家族の介護のもとで生活されているAさん(90歳代)との関わりについてお話させていただきます。Aさんは2年前に急な腰痛を発症され、寝たきりの状態となられたことをきっかけに、訪問でのリハビリテーションを開始いたしました。リハビリは着実に進み、立ち上がりや歩行も可能なまでに回復されました。しかしながら、加齢に伴う体力低下により、徐々に活動できる時間が再び限られてきていました。

  もともと床での生活を好まれていたAさんですが、奥様の介護負担を考慮し、ベッドの導入や介護サービスの増加などを提案させていただきました。しかし。Aさんは首を横に振られました。同居されている奥様や娘様からも繰り返しご説明いただきましたが、Aさんの「いやだ」というお気持ちは変わることはありませんでした。

  Aさんはご自身の気持ちを多く語られる方ではありませんでしたが、後日、奥様と娘様から、過去の入院時にベッド等の用具で不快な経験をされたこと、そして何よりもご本人がご自身の好きなように、気ままに過ごしたいという強い思いをお持ちであることを教えていただきました。ご家族様は、そうしたAさんの性格を含めた上で、ご本人の意思として尊重したいと仰ってくださいました。

 療法士としても、そのご意向を尊重し、ご家族様に対して介助方法のアドバイスやケアマネさんとの情報共有を中心に行うこととしました。現在も毎週の訪問において、ご家族様から日々の困りごとや相談をお伺いしています。 Aさんが昔から景色を眺めることを好まれていたというお話も伺い、体調の良い時には玄関先まで出て、日光浴や外を眺める時間を設けたりしています。

  在宅でリハビリテーションを行う中で、ご自身の気持ちや思いを言葉で表現することが難しいご利用者様もいらっしゃいます。そのような時、長年生活を共にしてきたご家族様からの情報は、ご利用者様の意思決定を理解し、適切な支援を提供するための重要な手がかりとなります。今回も、ご本人様はもちろんのこと、ご家族様からのお話があったからこそ、Aさんの生活に関する意思を尊重した支援に繋げることができたと感じています。

 今後も、ご本人様との対話を大切にしながら、ご家族様からのお話にも耳を傾け、それぞれの想いを尊重した、より質の高い支援を提供していきたいと考えております。

 先日、奈良の東大寺にお花見に行ってきました。写真は境内に咲く桜です。

訪問看護リハビリステーションたもつは、利用者さんの気持ちを尊重し、家族・支援スタッフ・信頼関係を構築し支援しています。

訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

2025年5月以降の看護師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。(業者を通したときは給与形態・時間給・給与減少・福利厚生が大きく変わります。)                         統括所長 西谷 保

                     

長辻 智哉

  • 理学療法士

  • 療法士主任

利用者さんにとっての大切な生活を守れるように、お話を聞かせていただきながら関わらせて頂きたいと思っています。

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