地域 生活・健康
4つの「助」
楠木 祐子
2025年9月3日
看護師の楠木です。ようやく9月に入りましたので、もう少しで暑さが収まってくると期待したい所です。しかし既に6月から猛暑の日々が続いていますので、私を始めとして皆さんもお疲れが出ているのではないでしょうか。栄養・水分・睡眠を十分に確保して、実り多い秋を無事に迎えましょう。
今回は一人暮らしのAさんの支援の中で感じている、高齢者の方々が地域で生活するために必要な4つの「助」についてお話したいと思います。
Aさんはご主人を早くに亡くし、一緒に住んでいたお子さんにも数年前に先立たれて一人暮らしをされています。家の中は物を持って何とか歩行されていますが「最近外に出るのが怖くて。」と行動範囲が狭くなってきていました。隣に親戚の方が住んでいるものの、有事の対応を依頼する以外は密なやり取りはしていませんでした。物忘れが目立ち、家の中は物であふれかえっている状態です。看護師は体調確認と内服管理目的で介護保険制度を利用し訪問を開始しました。
服薬カレンダーを使用して内服薬の管理を試みていましたが飲み忘れが多かったため、利用しているデイサービスのスタッフさんに相談し、利用中に配薬してもらうように調整することができました。また利用日以外については、訪問薬剤管理指導の薬剤師さんと相談し紆余曲折しながら薬箱の設置に管理方法を切り替え、様子を見ている所です。
当初は近隣の商店街へショッピングカートを支えに買い物へ出かけていましたが徐々に難しくなっていました。食料備蓄状況が悪くなっていることが室内の状況より見て取れて、体重も減少し始めていました。訪問介護や配食サービスをケアマネジャーさんにより何度も提案されていたものの、ご本人は頑なに受け入れませんでした。しかし時々惣菜類が机に置かれていることがありました。ある日玄関先で隣の家の親戚の方と偶然お会いする機会があり、その人が気に掛けて時々惣菜類の差し入れをしてくれていたことが分かりました。Aさんが以前のような外出が困難となっていること、他のサービスの導入も難しいことを伝えると、以前本人が行なっていたものの注文の段取りが困難となっていた宅配サービス利用の手助けをしてもらえることとなりました。
4つの「助」をAさんの例に当てはめてみます。
①「自助」自分のことを自分でしようとすること。また宅配サービス等の民間サービスの利用。
②「互助」親戚の人の支えなど住民同士の協力。
③「共助」介護保険サービスに代表される社会保険制度やサービス。
④「公助」は必要時の警察や消防、公共サービスや人権擁護。
訪問看護を行うことでこれらの支援の相互作用に貢献し、地域で高齢者の方々が健康で自分らしい生活を送るための役割を果たしていけるようになりたいと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、地域の皆様と共に、生活・健康・笑顔(生きがい)の支援をしています。
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統括所長 西谷 保
楠木 祐子
看護師
笑顔で利用者さん・ご家族とお話をして、住み慣れたお家で安心に生き生きと生活するための看護ができるように努めています。
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