笑顔になれる
自分らしさを探し続ける
古川 佳祐
2026年3月21日
桜の蕾が膨らみ、待ちに待った春が訪れようとしています。気温も暖かくなり外出機会も増える今、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は昨年の9月より新たに訪問看護リハビリステーションたもつに入職しました、作業療法士の古川佳祐と申します。私はこれまでに病院や介護施設での経験を経て10年が経過しようとしています。それぞれの環境で得た知識や経験を活かし、皆さんが住み慣れたご自宅で安心して過ごせるように精一杯頑張ります。
本日は訪問看護リハビリステーションたもつに来たことで、出会えたAさんについて話をさせていただきます。Aさんの特徴として体は元気ですが認知症と診断されている方です。「認知症」と一言で言っても症状は様々です。Aさんの認知症は記憶力が低下している事に加え、日にちや時間がわからなくなっています。それらがきっかけで、自宅に引き篭もり傾向となり外界との関わりがなくなり、自分自身にも自信が持てない状態となっていました。口癖は「もうボケたんかな」「楽に死ねる方法ないかな」でした。前提として認知症は進行型の疾患ですので記憶力が良くなるというような事はありません。
しかしAさんの口癖にあるような不安感を軽減させることは可能です。私はAさんの自信を取り戻すための支援をする事になりました。Aさんが自信を取り戻すことで、家族とのお出かけや、デイサービスなどの参加に繋がることを期待しています。それがきっかけで支援の輪が広がり、さらにAさんらしい生活に繋がると考えています。実際にAさんとの関わりの中で歩行練習を実施していると「私まだボケてへんで」「そんなんじゃアカンで、私についておいで」など、強気な表現が聞かれるようになってきました。私が驚いたのはそのような発言が続いた約2ヶ月後、訪問した際にご自宅で洗濯物を干し終えたAさんが「やることがいっぱいあるとボケへんな」と自宅にいながら自信に満ちた表現をされた事です。その様な表現は1日きりでしたが、AさんがAさんとして生きている時間を一緒にできたことは幸せでした。
私たちが関わっているのは1週間に40分と短い時間しかありません。しかしその中でAさんが少しでも「笑顔になれる」「前を向ける」などの変化を感じれた時に、『Aさんらしさに触れることができた』『Aさんの生活をたもてた』と思うことができます。ただしこれがゴールではありません。今後もAさんの生活をたもつために、Aさんらしさを探し続けたいと思います。
写真は絵を描くことが好きだったAさんと描いた桜の絵です。2人で春の思い出や行きたい場所など、話に花を咲かせながら描く事が出来ました。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんが前向きに笑顔になれることを支援しています。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
2026年4月以降の看護師・言語聴覚士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保
古川 佳祐
作業療法士
利用者さんが大切にしている想いや日常を守り、その人らしく安心して過ごせる時間を支援していきたいと思っています。
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