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自宅で過ごしたい。

家族と過ごす時間

宇治本 彩

2026年3月9日

看護師の宇治本です。少しずつ春の気配を感じる季節になりました。

今回は、ご自宅で過ごされていたAさんが状態悪化により入院されたものの、長年住み慣れたご自宅へ退院されたお話をさせていただきます。

Aさんは数年前に大腸がんの治療を受けられ、人工肛門・人工膀胱を造設されました。当初はご自身で装具の管理を行い、お一人で生活されていました。しかし、徐々に体力が低下し、食事摂取も困難となり、寝たきりの状態となって入院されました。状態は改善に向かいましたが、依然として寝たきりであり、ご自宅へ戻ることは難しい状況でした。それでもAさんは「年末年始は自宅で過ごしたい」と強く希望され、退院に向けて支援が開始されました。

訪問看護、訪問介護、デイサービス、福祉用具を導入し、退院前カンファレンスが開催されました。現在の状態や課題を共有し、退院日からサービスが開始できるよう調整を行いました。医師からは食事量低下に伴い、自宅での点滴の指示もありました。人工肛門・人工膀胱の管理については、ご本人は「自分でできる」とお話しされていましたが、実際には支援が必要な場面もありました。特に人工肛門からの漏れは入院中から続く課題であり、退院直後も漏れが生じ、緊急訪問を行いました。対応として、1日3回訪問されるヘルパーの方々に協力を依頼し、排ガスや便の処理方法について説明を行いました。連携を図った結果、装具の剥がれによる便漏れは改善し、その後は安定して過ごされました。

Aさんにはお二人の息子さんがおられ、近隣にお住まいでした。退院後は毎日、仕事終わりに夜間付き添われました。Aさんは約50年間このご自宅で生活され、毎年お正月にはご家族が集まることが恒例だったそうです。前年は入院中で叶わなかったと伺いました。退院日は年末で、ご家族は介護への不安を抱えておられましたが、小さなお孫さんもいらっしゃり、和やかな雰囲気の中で新年を迎えられました。私は直接ご本人からお話を伺うことはできませんでしたが、ご家族が集まり、お正月をともに過ごすことができました。

その後、Aさんは体調の急変により再入院され、永眠されました。ご自宅へ戻ることは難しい状態ではありましたが、8日間をご自宅で過ごされました。息子さんは「早すぎます」と涙を浮かべながらも、「お酒をいっぱい飲ませてあげました。タバコもね」とお話しくださいました。最期に、ご本人の望まれていた時間を過ごすことができたことが、ご家族にとっても大きな意味を持つ時間であったと感じました。ご本人の強い希望であった「お正月を自宅で家族と過ごす」ことが叶ったのは、ご家族の尽力と多職種の連携があったからこそだと思います。その支援に携わることができ、あらためて在宅支援の重みと責任を感じる機会となりました。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんの希望に応じて、自宅で過ごす、家族と過ごす、最期の時間を大切にするを叶えられるように支援をしています。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

 2026年4月以降の看護師・言語聴覚士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

                               統括所長 西谷 保

宇治本 彩

  • 看護師

  • 看護師長

  • 摂食・嚥下障害看護認定看護師

利用者さんご家族さんが住み慣れたご自宅で安心して過ごせる事を考えて看護を提供する事を心がけています。

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