生活習慣 行動変容
「やってみよう」と思う気持ち
2025年3月3日
看護師の佐治 絵理です。
Aさんは心臓疾患があるため定期的に体重測定をしています。自身でも体重が毎週微増し続けていることは把握され、「お腹が出てきました」と体型の変化も感じておられました。そのような状況で受診時に主治医より減量を指示されました。
まずAさんが体重増加の現状と減量の必要性を把握されているか確認した上で、実施可能なことを2人で話をしました。Aさんは外出機会が少なく、趣味は金銭面を気にされ出かけて楽しまれることが少なくなっていました。その影響もあり身体を動かす機会が減少していました。それ以外に身体を動かす機会を設けることについて話すと、何も目的なく外出したり、散歩するのは性格的に無理で長続きしないと話されました。
食事面では禁酒を目標にまずは節酒すること、食事の量(特にたくさん食べていると話された米飯)を毎食は難しいならば可能な範囲で、量を半分ほどに減らすこと、この2点はできそうと話されました。そして目標を体重増加せず現状維持ができること、にしました。しかし、Aさんはしばらく行動には移されませんでした。ある日の訪問時、Aさんより「お酒をやめて5日経ちました。ごはん(米飯)の量を減らしています」と報告してくださりました。Aさんが自主的に行動されたこと、心から嬉しく思いました。
利用者さんのご自宅に訪問させていただくことで生活スタイル、食生活、大切にされていることなど話をじっくり伺うことができます。加えて、実際に見て知る機会もあります。それを食事指導や生活指導に活かすことができるのは訪問看護師の強みだと思います。看護師の一方通行、独りよがりにならず、利用者さんが行動変容の必要性を理解されているか、どのようなことであればできるか・難しいか、一緒に考えて達成可能な目標を設定することが大切だと改めて感じました。
長年の生活スタイルを変えることは難しい上に、減量はすぐに結果も出ないためモチベーションの維持が難しいと思います。引き続き、Aさんと共に行動や現状を評価しスモールステップで目標を適宜更新して、無理なく達成できるように支援できたらと思っています。
最後に、話は少し脱線しますが、今、子供達に求められることとして「探究」「探究力」という言葉を耳にします。本には“「探究力」が身につくと、主体的に課題を発見し、自己成長しながら、よりよく問題解決をしていくことができる。”
“「やってみよう」と行動し、小さな成功体験を積み重ねることで、どんどんハードルが下がっていき、苦手ではなくなっていく。つまり、うまくいくかどうかなんて関係ない。思考よりも試行。”とあり、印象に残っております。
まずは自分自身が“思考より試行”の態度で学び続け、「やってみよう」と思う気持ちを後押しできる存在になりたいと感じました。

生活習慣は、健康に大きな影響を及ぼすことがあります。しかし、今までの生活習慣を変えることは容易ではありません。訪問看護リハビリステーションたもつは、利用者さんとと共に目標を考え、達成できるよう支援しています。
訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
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統括所長 西谷 保
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