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認知症 リハビリ

「デュアルタスク」 療法士日誌

うえむら

2024年7月12日

理学療法士の上村です。梅雨の時期も後半に差し掛かっていると思いますが、まだまだ蒸し暑い時期が続きますので、熱中症・脱水対策として部屋の温度管理や水分摂取を心がけて過ごしていきましょう。

今回は、担当してもうすぐ3年となるAさんのお話をしたいと思います。利用者さんは、関わり始めて3年間となります。身体機能については概ね維持できておりますが、認知機能は落ちてきているなあと最近悩まれていました。筋力や動作能力にも大きな低下は認めていないのですが、転倒されることも以前に比べ増えてきていました。

簡易的な認知機能テストでは3年前と比べ少しの低下のみでしたが、「デュアルタスク」と呼ばれる2つのことを同時に行うことが以前より難しくなってきていると感じていました。デュアルタスクとはいわゆる「ながら動作」であり、「〇〇をしながら△△をする」ということです。転倒に繋がっていた歩行例で言うと、「洗濯物を持ちながら歩く」や「お話をしながら歩く」等があります。これらは決して悪いことではないですが、認知機能の低下に伴いこのようなデュアルタスクがしづらくなるとされています。

転倒を防ぐためには、歩行補助具を使い歩行の安定性を高めることや歩く時は歩行に集中することで防げるかもしれません。ですが、トレーニングとして意識してデュアル(二重の)タスク(課題)を行うことで、認知機能の向上を図り、転倒を防ぐことに繋がるとも考えられています。ここで、自宅できるデュアルタスクトレーニングを二つ紹介したいと思います。あくまで一例ですので、工夫しながら種類や難易度を自分に合ったものを実施する必要があります。リハビリを受けておられる方は療法士に相談してみても良いですね。

①足踏みをしながら数を数える。座ったまま足踏みをしながら、3の倍数を数えていきます(例:3、6、9…)。歩行が安定している方は立った状態で足踏みや歩行しながらでも良いですが、転倒には注意してください。足踏みをしながら計算を行う事で、認知機能を鍛えます。

②足踏みをしながら手でグーチョキパーを繰り返す。これも足踏みをしながら、ステップに合わせて手でグーチョキパーを繰り返していきます。グーチョキパーと一緒に声を出しながら行うのも良いです。難易度を上げるには足踏みを歩行に変えたり、グーチョキパーを左右の手でずらして行ってみるのが良いですね。

初めから難易度が高いトレーニングを実施すると、過度にストレスがかかり注意散漫なったり、長続きしない事も多いので、簡単な課題から少しずつ難易度を上げていく事が安全かつ継続してできるコツになります。毎日でも少しずつ取り組むことで、脳に刺激を与えて認知症予防にも効果が期待できるとされています。無理はせず地道にコツコツと頑張っていきましょう。

写真は、先日家族で花火を見に行った時の写真です。娘は初めての花火で音にびっくりして最初は怖がっていましたが、耳を塞いであげるとキラキラ光っているのを「綺麗だねー」と楽しそうに最後まで見てくれました。今年も暑い日が続きますが、夏を感じれたので行けて良かったです。

訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、「実際に活動できる実績のあるステーション」となったと自負しています。

令和6年8月以降の看護師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、(業者を通したときは給与形態が大きく変わります)ホームページからの直接メールまたは電話での採用を特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保

うえむら

  • 理学療法士

  • 療法士主任

利用者さんの気持ちに寄り添い、その人らしい生活を送れるように最善を考え、専門的な支援ができるように心がけています。

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