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「声が出るね」

小さな「一歩」に寄り添って

もちづき(か)

2026年8月11日

看護師の望月加奈です。毎日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

熱中症には十分に注意し、こまめな水分補給と涼しい環境での滞在を心がけてくださいね。

私事ですが、この8月で「訪問看護リハビリステーションたもつ」に入職してちょうど3年目に突入します!この2年間を振り返ると、たくさんの利用者様との出会いがありました。その一つひとつの関わりを通して、訪問看護師としてはもちろん、人間としても大きく成長させていただいたと感じています。日々の出会いに心から感謝し、3年目もますますパワーアップして頑張っていきます!

今回は、私が担当させていただいている利用者Aさんとのエピソードをご紹介します。Aさんは呼吸器の疾患により気管切開をされており、現在はカニューレを装着して生活されています。将来的な「気管カニューレの抜去(閉鎖)」を目指し、日々の管理やダイエットなど、とても前向きにリハビリに取り組まれています。

カニューレを装着した状態での発声には「スピーチバルブ」という専用の器具が必要ですが、Aさんは初めて使用した際に呼吸がうまくできず、強い恐怖心から使えなくなっていました。普段は擦れ声で一生懸命お話ししてくださるものの、伝えたいことがうまく伝わらないもどかしさやストレスから、時には涙を流されることも……。

「一人での練習が不安なら、私たちが訪問した際に、見守りながら少しずつ練習してみませんか?」そう提案させていただき、ステーション内でも情報を共有した上で、訪問時のリハビリを開始しました。

 まずはバルブの構造や使用イメージを丁寧にお伝えし、迎えた初回練習。看護師が見守る中でバルブを装着し、声を出していただくと。

「おはようございます」

「声が出るね」「自分でも聞こえるわ」

 少し小さめではありましたが、しっかりとした「声」が響きました。ご本人も思わず涙ぐまれ、初日は2〜3分ほどの練習でしたが、「お孫さんから『早くおしゃべりしたい』と言われているから頑張る!」と、とても前向きな表情を見せてくださいました。

 それからは訪問のたびに練習を重ね、少しずつ装着時間を延ばしていきました。するとAさんは驚くほどのスピードで上達され、ある日訪問すると、驚くほどスムーズにお話ししてくださったのです!これには私も本当に感激しました。

ご主人やお孫さん、息子さんやご友人の方々も、その上達ぶりにとても驚き、喜んでくださったそうです。あまりにも嬉しかったので、ご本人の許可をいただいて動画を撮影し、ステーションのスタッフみんなにもその喜びを共有しました。

今では訪問のたび、楽しく世間話に花を咲かせています。

利用者様は日々、ご自身の症状や状態に対してさまざまな不安を抱えながら過ごされています。時には、怖くて「次の一歩」が踏み出せないこともあるはずです。

そんな時に寄り添い、安心感を提供しながら一緒に歩んでいくことの大切さを、Aさんから学ばせていただきました。

現在は次のステップである「カニューレ閉鎖」に向けて頑張っておられます。これからもAさんの目標達成に向けて、全力で支援して参ります!

訪問看護リハビリステーションたもつ山科では「次の一歩」を利用者さんと共に考え支援しています。

訪問看護リハビリステーション山科では、伏見醍醐地域、山科区を中心に、訪問看護リハビリステーションたもつは、京都市伏見区・南区を中心に訪問させてい頂いております。訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。

 あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

 2026年9月以降の看護師・言語聴覚士・看護師・療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

                           統括所長 西谷 保

もちづき(か)

  • 看護師

    安心して在宅で生活できるように、思いやニーズに気づきサポートすること

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