075-200-8455

採用募集要項・エントリー

採用募集要項
エントリー

TOP

家族看護

看護日誌 「看取り」

櫻井 大樹

2024年5月21日

看護師の櫻井です。

日中は日差しも強くなり暑さを感じる日が増えてきました。訪問中に駐車していた車のドアを開けると熱気を感じ、そろそろ車内の暑さ対策をしなければと考えているところです。

今回は担当させて頂いていたAさんについてお話したいと思います。Aさんは難病を患っておられる利用者さんでADLはベッド上寝たきり、呼吸は人工呼吸器管理、瞼の動きで文字盤等使用しコミュニケーションをとっている利用者さんです。奥さんは「全て自分で介護したい」という想いのもと発症から20年1人でご自宅で介護をされていました。当ステーションは週1回、奥さんが外出中の見守り目的で介入していました。看護師の視点からはもっと色々な面でサポート出来るのに、、、と思いながらも週1回の訪問以上は希望されず、訪問入浴、訪問リハビリのみ利用され、その他全ての介護をされていました。

そんなAさんの臀部に褥瘡が出来てしまい、褥瘡処置目的で訪問回数を増回し訪問することとなりました。増回し訪問する中で入浴の様子を見せて頂いたり、かかりつけの病院のWOCの方に処置の同行をさせてもらうこともあり、Aさんと奥さんと関わる機会が増えました。その関わりの中でも奥さんのAさんに対する「自分で介護したい」という思いは垣間見え、訪問入浴前には奥さんが摘便、入浴中も率先して自ら身体を洗うなど動いておられ、褥瘡の処置もWOCから指導を受け処置をするなど、Aさんに対してどこまでも積極的に介護をしておられました。

懸命な介護をされていましたが、Aさんは昨年ご逝去されました。

ご逝去された後、奥さんから連絡を頂き遺族訪問をさせて頂きました。Aさんが難病を発症する前のお元気だった頃の写真を見せて頂き、思い出話を聞かせて頂きました。その中で「子供が小さかった頃はケアマネージャーさんにも頼り、ヘルパーさんにも頼っていたけど、子供が大きくなった時に誰かに頼るのが煩わしくなってきて、全部私自分で出来るじゃんって、自分でしたいしってなって、それでもう全部自分でする様になって。介護については全くしんどいなんて思ったことは無くて、どれもこれも一緒に過ごした思い出です。」と話されました。

在宅での介護は時に介護者の負担が大きくなり、心身共に疲弊してしまうことがあります。訪問時には利用者さんに対するケアだけでなく、ご家族の介護負担についても考え、必要時にはケアマネージャーさんに相談し、ケアプランの調整を行っています。今回のケースの様に客観的に見て介護負担が大きいと感じる事例でも、介護者としては負担には感じていないこともある、むしろ自分の役割、やりがいととらえ関わっている場合もあります。私達支援者としては関わりの中で見極め、寄り添ったサポートをしていく必要があると学んだ事例でした。Aさんのご冥福をお祈り申し上げます。

「自宅で最期まで生活をする」多くの支援者の協力が必要です。訪問看護リハビリステーション京田辺では、ケアマネージャーを含め多職種とご家族と連携し支援(看取り)させて頂いています。

訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和6年7月以降の看護師(伏見区・京田辺)令和6年3月以降の言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、(業者を通したときは給与形態が大きく変わります)ホームページからの直接メールまたは電話での採用を特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保

櫻井 大樹

  • 看護師

  • 看護師長

利用者さん、御家族さんの生活を尊重し、同じ目線に立ち、安心、安楽な看護が提供できるように関わっていきます。

一覧にもどる