共に歩む
看護日誌「一つひとつ丁寧に」
2024年4月17日
看護師の中村です。
桜吹雪が綺麗と心惹かれていたのも束の間、桜若葉も入り混じり、生命のめぐりを感じます。桜を愛おしむ季節になると、1年前を追憶し、成長できたのだろうかと胸に手を当てて考えます。仕事では初心に立ち返り、「一つ一つ丁寧に」を忘れず訪問していきたいと思います。
今年の1月に京田辺から伏見に配属となり、優しいスタッフの方々に支えられ、新しい場所での訪問看護をさせていただいています。道に慣れることからのスタートで、一方通行の多さに戸惑っていましたが、最近少しずつ把握できるようになってきました。
今回は訪問させていただいているAさんについてお話しします。Aさんは間欠性跛行があり、長時間の歩行が困難な方です。ストレスで鬱傾向や不眠があります。スタッフの方と初めて訪問した時に、とても人見知りで、お話しをあまりされない方とお聞きしており緊張していました。訪問すると、慣れたスタッフに笑顔を見せており、私とも上手く話せるようにスタッフの方が話をしてくれたので、Aさんも笑顔のまま私に接してくれました。私は次回の訪問でスムーズにコミュニケーションがとれるよう、Aさんの好きなことや、やってみたいことなど会話しました。Aさんの好きな事は読書、お散歩しながら雑談をしたいと話されていたので、一人で初訪問の日に、体調が良い日は一緒に歩行してみましょうと提案しました。何度か訪問しましたが、歩行の提案に同意されることはありませんでした。歩きたい気持ちはあるけれど、その気力がないことや、晴れ晴れとした気持ちになれないと話されていました。ある訪問の日に、以前聞いていたAさんの好きな本を読んだことをお話しすると、Aさんは声が大きくなり、伝い歩きで自慢の書庫を見せてくれました。そのまま本のことをお話しされながら、家の中を一緒に歩行し、自室に戻りました。「好きなことは原動力になりますね。」と笑顔で話されていました。
利用者さんが望む支援をするためには、病歴を知ることや、その日の体調を把握するのはもちろんですが、どんなことに興味があり、何をすることが好きであるかなど知っていることは大切で、知りたいと思う気持ちがとても重要と改めて感じました。支援の仕方は一つではなく、一人一人に合ったやり方があり、今後も丁寧に考えて支援をしていきたいと思います。
また、自分の好きなことを知ることの大切さもAさんから学びました。高齢になった時、自分が好きだと言えることができる何かを、今からゆっくり探したいと思っています。
この記事はレバレジーズ株式会社に掲載されました。
https://kango-oshigoto.jp/media/article/58683/

看護師の支援は、話を聞く事から始まることが多々あります。情報収集、症状観察、会話を丁寧にすることが大切であると考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、「利用者が望む生き方 今から始める人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」を積極的に取り組んでいます。
訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和6年7月以降の看護師(伏見区・京田辺)令和6年5月以降の言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。
統括所長 西谷 保
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