難病 リハビリ
価値観のある生活を取り戻す
上村 啄弥
2025年2月16日
理学療法士の上村です。今冬は比較的暖かかったですが、2月に入り本格的に寒くなってきましたので、風邪をひかない様に暖かくして過ごして下さいね。
本日は私が担当している難病に罹患されている利用者様のお話をしたいと思います。訪問開始より4年目が経過しており、身体機能は筋力を中心に徐々に低下しており、動作能力も緩徐に低下してきている方です。元々あまり外出する生活ではなく、自宅に篭りがちであった為、筋力維持目的で自宅内で運動を頑張っておられましたが、立ち上がりや歩行に不安を自覚する様になり、現在は活動量向上目的でデイサービスにも通われています。ここ半年ほどで自宅内での転倒や薬の飲み忘れが目立つ様になり、本人も同居家族様も悩まれていました。週1回のリハビリだけでは筋力維持向上は難しく、進行性の難病ということもあり、自宅内の環境調整や歩行補助具の変更を一緒に検討しました。
まず、転倒が増えたことに対して歩行補助具を手押しタイプから前腕支持型のタイプに変更して、少し重たくはなりましたが安定性が向上し、転倒頻度は減っていきました。物忘れもあり時折歩行器を忘れて動いてしまう事があるので、現在はその課題と向きあっています。
薬の飲み忘れに関しては家族様も声掛けや促しを行ってくれていましたが、普段本人が過ごす場所と薬カレンダーと冷蔵庫(水分)の位置関係が遠い事を問題点と考えました。薬カレンダーを冷蔵庫の近くに移動し、冷蔵庫まで水を取りに行く動線上に配置する事で本人の移動距離も減り、薬を取って移動している時に薬を飲むという事を忘れてしまうという事は減っていきました。さらにご自身で薬時間に合わせてアラームをセットし、自分でも薬を飲む時間を把握する事にも頑張っておられます。なかなか運動は積極的に行える方ではないですが、こうして一緒に生活環境の調整や今後の過ごし方も含めて考えてもらえる事が今の生活の喜びですと話されていました。
難病のリハビリテーションとしての考え方は「できない事をできる様にする」より「できる事をできるだけ長く維持する」事であり、「自分らしい人生を送っていく事で本人の価値ある生活を取り戻す」事が大事になります。ちょっとした悩みや不安でも相談して頂ければ、一緒に考えて自分らしい人生を送っていける手助けをさせてもらえたらと思います。また、たもつでは難病のリハビリテーションについてグループ学習で知識技術の向上を図っておりますので、その内容もまた紹介させてもらえたらと思います。
下の写真は先日行ったプロバスケットボールチーム京都ハンナリーズの試合前の様子です。観客もほぼ満員で接戦であったのもあり歓声も凄く、京都を代表して戦っている姿にとても感動し、楽しませてもらいました。

訪問看護リハビリステーションたもつは、療法士・看護師の連携をはかり、その人らしい生活、人生を送って頂く支援させて頂いております。
訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
2025年4月以降の看護師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。(業者を通したときは給与形態・時間給・給与減少・福利厚生が大きく変わります。)
統括所長 西谷 保
上村 啄弥
理学療法士
療法士主任
利用者さんの気持ちに寄り添い、その人らしい生活を送れるように最善を考え、専門的な支援ができるように心がけています。
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