驚きと共感
大切な記憶に寄り添う支援
かけがわ
9月末になり朝晩はすっかり秋らしくなってきました。まだまだ暑い日々は続きますが日常の中で秋の始まりを見つけるのが楽しい季節です。
Aさんとの関わりから感じたことをお話しさせていただきます。Aさんは認知症を抱えながら独居生活をされています。ご主人を亡くされてから一人暮らしになり体調確認、服薬管理に介護サービスが導入になりました。介入当初は「広い家に一人で寂しい。早く迎えに来てくれないかしら。」と、ご主人を亡くされた喪失感が強いご様子でした。ご主人の訪問をさせていただいていたこともありご夫婦の絆を強く感じていました。
ある日、部屋の整理をしていたらアルバムが出てきたんですと。「お父さんとのお写真、見せていただけますか?」と声をかけるとAさんの表情がふっと緩みました。「寡黙な人だったけど優しくてね。みんなに好かれる人でした。」と。アルバムのページをめくるたび、Aさんは鮮やかに過去の記憶を呼び起こし楽しそうに話して下さいます。若い頃から結婚相手として決まっていたこと、家業が大変な時も文句も言わず助けてくれたこと、子育てのエピソードなど話題はつきません。
毎回、初めて聞くかのように新鮮な驚きと共感を持って耳を傾けました。この回想の時間を重ねるにつれて、ご主人がいないことへの喪失感、不安が少しずつ和らいでいくようでした。ご主人と過ごした心の絆に支えられ、昔話を語るうちに表情がいきいきとし、「この人と結婚してよかった。いい人生だったと思う。」と温かい記憶に包まれておられるご様子でした。訪問時は寝室に飾っておられるお写真を持ってリビングに出てこられご主人へ語りかけられます。
認知症によって今の記憶が曖昧になっていっても、人生の深い部分で培った大切な記憶は維持されます。Aさんとのその時間は何気ない会話ですが単なる会話ではなく過去を振り返ることで精神を安定させ自己肯定感を高める大切な時間です。「一人だと話すこともないから来てくれるのが楽しみ。気にかけてくれる人がいてうれしい。」と言って下さいます。Aさんらしさを大切に一人暮らしを支える身近な伴走者として今後も支援させていただければと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺では、一番身近な伴走者として利用者さまの暮らしを支え、その人らしさに寄り添います。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつは、京都市伏見区・南区を中心に、訪問看護リハビリステーション山科では、伏見醍醐地域、山科区を中心に訪問させてい頂いております。
あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
2026年11月以降の看護師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保
かけがわ
看護師
ご利用様、ご家族様の思いを大切に丁寧に誠実に看護することを心がけています。
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