健康・生活・共に
一緒に考えてくれる人がいるのは心強い
2025年3月19日
3月も半ばを過ぎ、暖かい日が増えてきましたね。陽の光が当たると、とても暖かく「春だな~」とほっこりします。今年も桜の咲くのが待ち遠しいです。
今日は、私が訪問しているAさんとの関わりの中で、とても嬉しかったことをご紹介したいと思います。Aさんは一人暮らしの女性です。複数の慢性疾患を持っておられ、めまいや胸部症状などの自覚症状があるため、毎日不安を抱えて過ごされています。そのため、日々の体調管理と緊急時の対応を目的として訪問看護を利用されることになりました。
訪問看護での「体調管理」としては、気になる症状があるときに様子を見ても大丈夫かを一緒に確認し受診のタイミングを相談したり、どの病院で相談するかを一緒に考えたり、症状を時系列で振り返ってメモを作成し受診時に主治医に伝えるお手伝いをしたりといった支援を行っていました。体調の良いときには、若い頃の仕事の話や趣味の話、「推し」の話を楽しく聞かせていただくこともありました。
訪問が始まって半年ぐらい経った頃に、Aさんから「私、最近とっても元気なのよ。調子が良いの」と言っていただくことがありました。以前からの症状は変わらず続いているのですが、「前と比べて怖くなくなった」と話してくださりました。定期的に看護師の訪問があることで、「あと数日で看護師さんが来てくれるから、そのときに相談しよう」と思ったり、「この間、こう言ってもらったから大丈夫」と思えるようになったそうです。
さらに、楽しく聞かせていただいている趣味の話も元気の源になっていると教えてくださりました。「こんなこと言ったらどう思われるかなって心配しなくて良いのが嬉しい。もうすぐ看護師さんが来てくれる、思いっきり好きなことを話せると思っているのが1週間の楽しみになっている」と言ってくださったのです。また、「やっぱり『推し』に会いに行きたい。テレビで見るだけじゃなくて、直接見たい。そのためには歩く練習からしようと思う」と、症状が出ることを怖がって家に閉じこもっているだけではなく、日々の生活の中でも目標を見つけて頑張ろうという気持ちになれたと嬉しい変化を教えてくださりました。
私は訪問が始まったころ「Aさんは、今はお元気にされているし支援が必要なことも少ない。まだまだ看護師の出番は少ないかな」と考えていました。でも、Aさんは「私の身体のことをわかってくれて、一緒に考えてくれる人がいるのは心強い」と、私に伝えてくださりました。「家に来てくれて、話を聞いてくれるだけで元気になる」と言葉にして教えてくださったAさん。内服管理や清潔ケアなどのわかりやすく目に見える支援の必要が無い利用者さんに何が出来るのか、自信のなかった私にとって、とても励みになる出来事でした。
訪問看護では、週に1回、2回と決まった時間での訪問になることが多いです。実際に訪問している瞬間の関わりや支援の内容に関心が向きがちですが、実は毎週訪問があること自体が生活リズムの一部となり、利用者さんの生活にも影響を与えていることを学びました。これからも、利用者さんと看護師が一緒に過ごす訪問中の時間だけではなく、その次の訪問までの時間、来月、来年と続いていく利用者さんの生活の時間にも目を向けて支援できるような看護師でありたいと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつ(京田辺)では、生活・健康・笑顔(生きがい)共に考え支援させて頂いております。
訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町を訪問しています。訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
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