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その人らしい生活

リハビリ日誌 終末期

吉田 歩美

2024年2月7日

理学療法士の吉田です。

まだまだ寒い日が続いていますが今年は早くも花粉が飛び始めているようですね。私は花粉症で少しずつ症状が出てきており、春が待ち遠しいけれども花粉症はまだきてほしくないなあと思っています。

今日はAさんとのお話をさせていただきます。私が当事業所へ入職して間もなくから担当させていただくこととなりました。Aさんは呼吸器疾患を患っておられました。当時は訪問看護ステーションで働くことが初めてでわからないことばかりでしたがAさんは訪問毎に色々なお話しをたくさんしてくださいました。これまでご主人と自営業をがんばってきたこと、昔は外へ出ることが好きで外出をたくさんしてきたことなどAさんの過ごしてこられた時間について教えてくださいました。

今回、ご病気によって呼吸困難になりやすくご自宅に帰ってこられてからは中々動けないことが多かったAさんでした。ご主人はとても熱心な方で日々、自主練習ができるよう、また以前のように外出できないかなとAさんにがんばってもらいたいと思っておられました。ですが、Aさんは呼吸困難も出やすく動くことが億劫で寝ている方が楽、もう家にいれたらそれでいいと言われていました。ご主人の思いもAさんのしんどいお気持ちもどちらもわかる、もちろん身体のためには運動することが良いけれども呼吸困難でしんどい時に運動はしにくいし…とどのようにお声かけするとよいかと悩んでいました。

療法士や看護師と相談し、ご夫婦どちらの思いもくみ取りながら無理なくできる活動から進めてみることはどうかということになりました。そこでお二人にまずは日中、座って過ごす時間から増やしてみることはどうでしょうかと提案させていただきました。それと同時に呼吸困難を緩和する方法として休憩のとり方や呼吸法もお伝えさせていただきました。

Aさんとしては座るくらいならいいかなと、ご主人としてはずっと寝ているよりは身体によさそうとお二人とも行ってみようかなと前向きに取り組まれていました。その結果、座位時間が増えて活動性が向上し、数ヶ月後にはAさんは食器洗いをしたり、調理の味付けを手伝うことができるまでになられました。Aさんからは「前みたいにちょっとできそう」と言われ、今までされてきた家事について前向きにとらえておられました。

その後、Aさんは少しずつご病気の進行もあり座って過ごすことが難しくなられベッド上で過ごされることが大半となられ、お亡くなりになられました。状態が変化する度に看護師や担当ケアマネージャー、ご家族と何度もやりとりをしてその時々の最善の環境や支援を検討してきました。

最期までご主人をはじめ、娘さんや息子さんも献身的に介護をされておられました。ご家族から「先生から言われていた余命よりも長く頑張ってくれて、一時期いろいろとできるようにもなっていたのでよかったです。ありがとうございます。」「お母さんの寿命は訪問看護でのびたと思う」と感謝のお言葉をいただくことがありました。

Aさんとの関わりを通して、【住み慣れた自宅で過ごす】【その人らしい生活を送る】ということについて再認識し、学ばさせていただきました。

訪問看護リハビリの現場で働きはじめて2年が経ちました。まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、これからもご利用者さんやご家族の方の思い、ご希望に沿って支援ができるよう頑張りたいと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、療法士・看護師と共に、終末期を含めた利用者さんに支援しています。【住み慣れた自宅で過ごす】【その人らしい生活を送る】を地域の支援者の人ともに歩ませて頂きます。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和6年7月以降の看護師(伏見区・京田辺)令和6年3月以降の言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保

吉田 歩美

  • 理学療法士

    利用者様、ご家族様の想いや希望を第一に関わらせていただきたいです。その方にとっての最善を一緒に考えさせていただけるようにがんばります。

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