健康管理
家が一番いい
奥田 良美
2025年6月18日
看護師の奥田です。
梅雨に入り、色とりどりの紫陽花が綺麗に花を咲かせているのを見かけます。長靴を嫌うわが子は、学校に着くまでに靴下がびしょびしょにならないかとヒヤヒヤしつつ、それも経験・自己決定か...などと考え無理強いせず送り出しています。
今回は私が担当させて頂いているAさんとの関わりについて振り返ります。
Aさんは沢山のお病気を抱えておられますが、特に心臓と肺の機能が悪く入退院を繰り返しておられました。お薬がきちんと飲めていない、暴飲暴食や喫煙など、生活の中に改善できそうな点はありご本人も理解されていました。訪問毎に生活改善に向けて具体的に提案し、少しずつ改善できるように関わりを持ちました。しかし、精神的なストレスから余計に生活が乱れてしまったり、体調が悪くなってしまうことがあり、訪問看護介入後もAさんは何度も入院を繰り返しました。退院するたびに「もう入院したくない。家が一番いい。」と話されました。
沢山の問題を抱えるAさんにどのような関わりができるか、事業所内でカンファレンスを行いスタッフ間で情報共有を行いました。また事業所外の医師や専門家にも相談できる機会を頂き、具体的なアドバイスをもらうこともできました。
その情報や意見を活かして、“全てを一気に改善するのは無理。取り組めることから始めて、まず緊急入院をすることなく家で過ごせるようにする”と改めてAさんと私で目標設定を明確にしました。
① 内服管理
② 体重管理
③ 禁煙・減煙
と3つの柱を立て、Aさんが頑張れそうな順に①から取り組みました。
現在は内服忘れがほぼなくなり、「今日はお薬セットしてもらう日かな?まだお薬残ってる?」などの発言からご自身の意識も変化したのを感じます。
②については担当医へ目標の体重値と危険値を確認し、訪問毎に体重測定をしてノートに記載するようにしました。数値の増減を見ながら、ご本人と数日間の生活や精神状態を振り返る機会を設けています。体重増加した時は食べすぎたり、甘いものを飲みすぎたりと原因があることが分かり、次の訪問まで減塩や水分制限を特に心がけてくれるようになりました。
③については減煙を取り組み中です。以前より咳や痰が減っており努力されていると思って見守っています。
ここ半年ほど緊急入院はなく、近所へ外出やお散歩に出るなど以前より活動の幅が広がっています。先日は「もう少し体力がついたら、家族と温泉旅行に行きたい」と新たな目標を話して下さいました。Aさんの病状が安定して、目標や楽しみを持ってご自宅での生活を続けられるように、これからも伴走者として支援していきたいと思っています。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、同じ目標を設定する過程、支援者との情報共有が大切にして支援しています。
訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
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統括所長 西谷 保
奥田 良美
看護師
教育担当(看護師)
住み慣れたご自宅で、利用者様・ご家族が安心して過ごせるように共に考え看護させて頂きます。
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