自宅 希望
「この家にいたい」看護師日誌
津元 遥
2024年7月6日
看護師の津元です!
梅雨に入って蒸し暑くなってきましたね。そろそろクーラーをつけている方もおられると思います。熱中症になられている方も出ていると聞いています。クーラーを適切に使用して熱中症予防しましょうね!
今回は私が担当しているAさんについてお話します。Aさんは80代でアパートにお一人暮らしです。そのアパートにはお風呂がなく、デイサービスに行って入浴されています。2階にお住まいですが、エレベーターがなく、ゆっくり何とか階段昇降は可能ですが、このまま自宅でいつまで生活ができるか不安を持っておられました。しかし、Aさんは「こんなボロ家だけど、ずっと暮らしてきた家だから、愛着があるの。」といつも話されていました。ご家族は高齢の兄弟さんのみで、皆さん遠方にお住まいです。なかなか身近に協力できるご家族はおられませんでした。
ある時サービス担当者会議にて、今後の生活について話し合いました。ケアマネージャーさんからは施設へ行くことも一つの方法と説明がありパンフレットを渡されました。Aさんは「やっぱり最後はこういうとこに入らないといけないのよね。」と言われていました。ある時雨漏りが発生し、部屋のあちこちが大変なことになりました。雨漏りは対策が取られ改善はしましたが、そのタイミングで以前話されていた施設に空きが出たとケアマネージャーさんより連絡がありました。Aさんはかなり悩まれていました。その時に「私って最後までこの家に住むことってできないんですかね?」と質問があり、様々なサービスを使って今の家に住むことは可能ですよと説明をしました。Aさんは「できるのね。本当は施設は行きたくないんです。最後まで自由に生きたい。この家が潰れる時は出ないと行けないけど、まだいていいならこの家にいたい。」と話してくれました。また「姉達にはもう会えないって思ってるけど、あなたみたいな看護師さん達が来てくれるなら安心だから。」と言っていただけました。そして、施設へ行くことは断られました。私に「これからも家に来てね。」と言ってくださいました。
Aさんはご家族も遠方で周りにお友達などもあまりおられません。そんなAさんにとって毎週訪問する私達訪問看護師は、家族でもなく友人でもなく、ただの看護師と患者でもない、特別な身近な存在なんだなと実感しました。Aさんからすると頼りになるのは訪問看護師やケアマネージャーさんなどの在宅チームしかありませんし、長く住んだ自宅に居たいというAさんの希望を叶えられるのも在宅チームしかないなと気持ちを引き締められました。今後どのようなエピソードが起こるかはわかりませんが、Aさんがこうしたいと思う希望に寄り添い、できる限り実現できるように対応していきたいと思いました。
写真は子供と一緒に育てたアゲハ蝶です。実家の庭のレモンの木にいた青虫くんをケースに入れて、青虫から蛹、蝶になるまでを観察しました!子供はその青虫くんに「みみみちゃん」と名前を付けてました!

訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見区・京田辺)では、利用者さんの思いを尊重し支援させて頂いております。そのためには、定期の訪問看護の質や信頼関係が大切であると考えています。
訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
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統括所長 西谷 保
津元 遥
看護師
看護師長
話しやすい雰囲気作りを心がけています。
限られた時間の中でも出来る限りのケアをし、次回訪問まで安心して過ごしてもらえるかを常に考えています!
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