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強みをいかす

たもつの看護 (看護日誌)

古田 愛也

2024年7月20日

看護師の古田です!

7月も半ばが過ぎもうすぐ夏本番を迎えようとしていますが、皆さんの夏の楽しみは何ですか?私はおいしく夏野菜を食べることです!夏になっても食欲旺盛な私ですが、しっかり食事を摂って今年も夏バテせずに訪問に向かえるようにしたいと思います!

今回は神経難病のAさんとのエピソードを紹介します。Aさんは訪問看護開始の数か月前に神経難病の診断がつきました。元々便秘症のAさんですが、思うように体が動かなくなってきたことや、病気からくる自律神経失調もあり自力での排便が難しくなっていました。

 訪問看護では下剤調整や浣腸・敵便の処置が始まりました。ベッド上で浣腸し腹部マッサージを行い、腹圧をかけやすい体勢に体位を調整し努責をかけてもらいます。しかし、中々自力では出せず敵便で便を出すことがほとんどでした。出た感覚や出た後のすっきり感もあまり無いようでした。Aさんはとても上手に腹圧をかけておられ補助するように看護師が腹部を圧迫していました。“これだけしっかりとお腹に力が入っていたら、トイレに座った体勢だと自力で排便できるのでは?”と私は徐々に感じるようになりました。

Aさんには当初より便意が無くてもトイレに座る機会を作るように声掛けをしていましたが、なかなか受け入れてもらう事ができずベッド上での便処置が続いていました。ご主人もできたらトイレで排泄してほしい気持ちでおられました。今の体の状態ではトイレまでの歩行も座位保持もできるため、今の状態でできることを最大限に活かしてほしい気持ちがありご本人へできていることの声掛けを続けていました。この時はご本人さんも「トイレで出すのはどうせ無理でしょ」という考えのようでした。

ある日「それだけ言うなら、じゃあ一回やってみようか」と言って下さる事があり、浣腸後トイレに座り努責をかけてもらうと数か月ぶりに最後まで自力で排便することができました。トイレに座る体勢がより腹圧をかけやすくなったことや重力の力も借りることができたのだと思います。初めはすっきり出た感覚もあまり無かったようですが、それ以降も継続してトイレでの排便が可能となり最近では「もう出ないと思う」などこれまでにはあまり感じにくかった感覚も掴んでおられるようでした。トイレ内の手すりも設置し、より排泄しやすい環境を整えることもできました。ご主人も「看護師さんの熱意のおかげですね!」と喜んで下さいました。

 在宅生活ではその方のできないことよりもできていること・できることに目を向け、その強みを生かしていく視点がとても重要だと考えています。治療や健康増進についての主導権はご利用者さん自身にあり、ご利用者さん自身が目標を定め行動を選択して実践できるように一緒に考え導くエンパワメントの力が訪問看護では重要と感じます。その事を改めて感じるエピソードとなりました。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんの生活・病状を情報分析をしその人の強みをいかした生活・病気のコントロールできるように支援をしています。

訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和6年8月以降の言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。(業者を通したときは給与形態・時間給・給与減少・福利厚生が大きく変わります。)

                                統括所長 西谷 保

古田 愛也

  • 看護師

  • 看護師長

利用者さんが中心であること、利用者さん・ご家族に寄り添い一緒に考える姿勢を大切にしています

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