訪問看護 看取り
看護日誌 生きる
古田 愛也
2024年1月19日
看護師の古田です。新年もあっという間に半月が過ぎましたね。寒い日々ですが、確実に春に近づいている感じもありワクワクしています。昨年はYouTubeでたくさん動画配信をさせて頂きました。自宅で介護されている方や医療・介護に携わる方にも見て頂いています。皆様にとって少しでも役立つような、何かのヒントになるような動画をこれからも作っていきたいと思っています。カメラを前に話すのは全然得意ではないのでつたないおしゃべりですが、それも含めてほっこり私たちらしいチャンネルにしていけたらと思います!もし、こんな動画があったらいいな、などがあれば気軽にコメントして下さいね!
昨年は約10ヶ月、ほぼ毎日訪問に伺った方がおられました。〇〇がんの末期。ちょうど新年が明けてすぐの退院後から訪問が始まりました。退院当初は多量の腹水が数日で溜まり、穿刺を繰り返す日々…。食欲もあまりなくなかなか厳しい状態でした。その方はとてもお話が上手で、しんどさがあるはずでしたがいつもその話術で私たちを楽しませてくれていました。体調のこと、病気のことを話すよりもフランクに楽しい話をする事を望んでおられたように思います。今振り返ってもしんどさを100%私たちに伝えてはおられなかったように思います。在宅の力でしょうか、溜まっていた腹水もだんだんと溜まらなくなり車椅子で外出したり散髪に行ったり、元気な時は車も運転されました。大好きなペットの餌を買うため、暑い夏の日に汗をかきながら少し遠出の車椅子の旅に行ったことも良い思い出です。身体の状態は波がありながらも、私たちが訪問する時にはスイッチを入れるようによそ行きの自分で居ようとされていました。弱い自分を見せるよりも人の前で自分らしい姿で居たいと、そんな風に感じました。訪問を重ねるにつれてお互いに信頼関係もでき、本人の笑顔の奥にある言葉にはしていない身体の状態や気持ちを汲み取ろうと言葉以外の身体の状態や仕草、ベッド周囲の環境などにより意識を向けるようにしていました。ある日の訪問の最後「元気もらうわ」といって拳をこちらに向けてくれました。私も拳を合わせてグータッチ。いつからか訪問の最後はお互いにいろんな想いを込めてグータッチをする事が恒例になりました。この頃からやはり身体的にはだんだんとしんどくなってきていたのだと思います。最期はかなり苦しい状態ではあったと思いますが、私たちに助けを求めるよりも自身で対処できる所はされていたと後になって知った事もありました。この病気に今の医学は勝てなかったけれど、この方は全く病気には負けていなかったなと強く思います。根治が難しいと言われても決して諦める事はなく自身の身体と向き合い、自分らしくいることを続けておられました。そんな姿にとても心を動かされました。遺族訪問でその方のお母様とお話をした際に「看護師さんと喋っている息子を見るのが好きだった。上手に喋るしね。こんな風に喋るんだって。いろんな看護師さんそれぞれ皆さんと色々な話をしていて、今日は誰が来るのかな?って息子と話してたんですよ。」「本当に最期まで頑張っていた。一度もしんどいって私達にも言わなかった。私たちを置いてけぼりにしないように家で頑張ってくれていたんやと思う。親孝行してくれた。」とおっしゃっていました。きっと母親にも心配をかけないようにされていたのだと思います。ある日、「忘れんといてな」とぼそっと私につぶやかれた事がありました。もちろん、出会った方は皆さん心の中に残っています。今でもふとその言葉を思い出し「忘れてないよ」と心の中でつぶやいています。
この方と関わりながら少しでもより良いケアができるようにと昨年は「終末期ケア専門士」の資格取得もしました。またこのひとつひとつの関わりをしっかりと心に留め、これからのケアにも繋げていきたいと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつは、終末期の看護に積極的に取り組んでいます。「終末期ケア専門士」の看護師が3名在籍しています。より質の高い終末期ケアを実施したいと考えています。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させて頂きます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和6年6月以降の看護師(伏見区・京田辺)令和6年4月以降の言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
古田 愛也
看護師
看護師長
利用者さんが中心であること、利用者さん・ご家族に寄り添い一緒に考える姿勢を大切にしています
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