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「少しでも一緒にいたい」

「出来るだけ在宅での生活を」

櫻井 大樹

2024年12月4日

今年は11月でも日中は暑く感じる日もありましたが、12月に入り日増しに寒くなってきました。朝は布団から出るのがおっくうになり、冬の到来を実感しています。

さて、今回は受け持ちさせて頂いていたAさんについてお話ししたいと思います。Aさんは肺炎で入退院を繰り返している利用者さんで奥様とお2人暮らしです。奥様の「少しでも一緒にいたい」という思いのもと退院の際には毎回退院前カンファレンスを行い、サービスの調整を行い、万全の体制で退院を迎えます。訪問看護のケア内容や訪問回数の調整、往診医、訪問リハビリ、言語聴覚士、訪問入浴の導入等退院の都度様々な調整を行ってきました。しかし、今年に入ってからは入院が頻回になり、入院期間も長くなり、在宅で過ごす期間はどんどん短くなっていきました。

奥様は入院中も毎日欠かさず面会に行かれ、自分が居ない時でも読んでくれたらと手紙を書いて面会に行かれていました。ご自宅では、Aさんのためにと吸引の手技の獲得、誤嚥しにくい食事内容や食形態も勉強され、日々の介護も熱心に取り組んでおられました。

関わる全ての関係機関が「出来るだけ在宅での生活を」を意識し、様々な調整を行なってきました。しかし、入院の度にADL、呼吸機能は落ちていき、チーム・家族・利用者さんで在宅での生活は困難との判断し、施設入所となり私達の訪問は終了となりました。

誰よりも在宅での生活を望み努力されてきた奥様でしたが「こんなに皆さんに万全の体制をとってもらってたのに、申し訳ないです。ごめんね。でも皆さんのおかげでここまで一緒に過ごせたわ」と涙されました。

これからも面会に行き、毎日顔を合わせることは出来るかもしれませんが、一緒に暮らしてきた生活の場で過ごす時間とは異なるものです。

Aさんへの訪問が始まってから約1年という月日が経ちました。私達在宅のサービスが入ったことで、奥様の「少しでも一緒にいたい」という思いにどこまで寄り添うことが出来たのか。他にもお2人の意向に沿った在宅生活の方法はあったのか。

訪問看護は日々学び、気づきの連続です。一つひとつを吸収し、利用者様、ご家族の望む訪問看護を提供していきたいと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつ(京田辺)では、可能な限り、ご利用者・家族の意向・思いに沿って支援していますが、「在宅で最期まで」を希望されるが、施設・病院で最期となるケースもあります。在宅の選択肢を提供すること、最期まで在宅でを尊重できる体制を可能な限り整えていきたいと思います。

訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつ(伏見)では、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

2025年1月以降の看護師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、(業者を通したときは給与形態が大きく変わります。時間給が低くなります。)ホームページからの直接メールまたは電話での採用を特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保

櫻井 大樹

  • 看護師

  • 看護師長

利用者さん、御家族さんの生活を尊重し、同じ目線に立ち、安心、安楽な看護が提供できるように関わっていきます。

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