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リハビリ日誌

西谷 保

2020年9月30日

今日は、作業療法士の平田です。もうすっかり秋らしくなってきましたね。 日中はまだ日差しが強いこともありますが、朝晩の冷え込みに油断すると風邪をひいてしまいそうです。皆さんも体温調整に気をつけてお過ごし下さいね。   今日は私が担当して1年以上になるAさんとの訪問リハビリについてお話ししたいと思います。 Aさんは脳血管障害とその後遺症による麻痺があり、身体の機能の維持・向上と、生活習慣病の悪化を防ぐ為に活動量の増加を目的として訪問リハビリを開始することになりました。訪問開始当初より、ご自身でも自主訓練に励み、毎日休むことなく努力されている姿にこちらが尊敬の念を抱く程でしたが、一人ではなかなか退院時の身体機能を維持出来ないと困っておいででした。 よく回復期リハビリでは退院前に自主訓練の指導を受け、自宅に帰ってからも継続することで機能を維持するように伝えられると思いますが(自分自身回復期リハビリに従事していた時はそう言っていました)、現実としては難しい面も多いと思っています。 まず第一に、環境が違うこと。病院とは違い、ご自宅・周囲では運動に適した環境が整えられない方も多いのではないでしょうか。そして第二に、指導されたやり方で果たして出来ているのかフィードバックがないこと。最初は正しい運動の仕方で出来ていても一人で続けているうちに変容していってしまうこともあります。第三に、加齢などの時間経過と共に本人の心身の状態が変化していってしまうこと。そして第四に、これが一番大事であり、難しいことですが、運動することに対してモチベーションを維持し続けること。 これらが心身の機能を維持するに当たって難しいポイントになっていると考えています。 Aさんも時間の経過と共に身体状態の変化もあり、やはりそれに適した運動方法を知りたいと話されていました。また自主訓練の継続は出来ているものの、それ以上の活動範囲の拡大は諦めておられ、活動量が中々増えず自宅に閉じこもりがちになっていらっしゃいました。 リハビリではまず現在行っている自主訓練を全て確認し、継続してもらうものと新たに行った方が良い訓練とやり方の修正や環境調整が必要なものをピックアップしていきました。 持ち前の真面目さでしっかり取り組み、今では自己管理もかなり安定して出来ておられます。能力を見ながら徐々に運動量を増やし、歩行出来る距離を延長し、生活習慣病の値は大幅に改善が見られました。またその中で、少しずつですが外出する機会が増えて、活動範囲の拡大も見られるようになりました。
  同じように病院を退院したものの、「自主訓練が続かない」、「この運動で良いのか不安」「どういった運動をすればいいのか教えてほしい」、「どんどん動きにくくなっている」などの不安や疑問をお持ちの方も少なくなくいらっしゃるのではないかと思います。そんな時、たもつの訪問リハビリが、そういった方の力になれれば幸いだと考えています。     訪問看護リハビリステーションたもつ(京都市伏見区)は、京都市伏見区、南区、山科区、東山区を中心に活動をしています。 令和3年1月採用の看護師・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士を募集しています。 在宅医療・看護に興味のある方は募集要項またはメール・電話にてご連絡お待ちしています。                   管理者 西谷 保  

西谷 保

  • 介護支援専門員

  • 統括所長

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