自宅で生活する
利用者の意思決定、その後を支える
高嶋 克和
2026年1月4日
あけましておめでとうございます。令和8年、令和は早くも8年目でございます。年々日が過ぎる早さを感じる次第です。今年も良い年になりますよう
今回は意思決定、それをされた後の生活を支えるというテーマで担当利用者Aさんの話をしたいと思います。下肢手術適応であるが、様々な思いからそれをせずに在宅生活を続け、下肢痛や筋力低下に対してサービス開始となった方です。生活においては自宅トイレに行くために最低限歩ける必要があります。立位、主に歩行時に手術適応である患側の下肢に荷重すると疼痛生じておられました。開始時、一般的な治療方針から手術を改めて相談した方が良いと思う旨を私からも勧めました。しかし、Aさんは「入院はしたくない、今でも生活できているからこのまま生活したい」との強い思いを話されました。医師へ報告相談したところ手術適応だが痛みの増強がなければ生活を継続して良いとの回答を得られました。
患側を保護しつつ運動、歩行する方法を検討しました。腕でもたれることができる歩行器を使用されていたので患側に荷重が少なくなる方法を指導しました。反対の足と両腕でほとんど体重を受ける形の歩行の練習を進めると徐々に患側の疼痛の訴えの軽減が見られました。しかし、本来患側が支えるべき体重を反対の足と両腕で受けることになるので、疲れやすく長く歩けないとの訴えがありました。これについては歩行と患側の保護を両立させるにはこの歩き方の習得が必要であることを説明しました。合わせて疲れやすいので短い距離での歩行練習を積み重ねていくのが重要と伝えました。保護を意識した歩き方を続け、自宅内を連続2往復するくらいできるようになられました。
完全に患側を免荷できているわけではないので経過の中で疼痛の訴えは見られたりしたのですが、歩行の方法を確認したり、座位での体操を指導し、それを継続することで訪問から3年以上経過しました。トイレ移動、日常生活に支障が出るような大きな疼痛出現や転倒なく、そして思い出ある入院をすることなく生活を続けられています。
この方の生活の継続においてはご家族の存在が非常に大きく食事のバランス調整、外気浴に連れて行く、入浴の清潔援助、受診援助、運動の声かけ等を心身共にケアを事細かにしてくださっています。ご家族からは留守番をしてくれるので大丈夫とのお声はいただいていますが通所介護等の利用につなげたいとの話をしたことはありましたが本人から強く拒否されました。
長く自宅にて生活を続けるにはご本人の思いを大事にしつつ、その中でできる最適解を考え続けることが重要だと思います。それを支える人の健康も含めて多面的に考えていければなおのこと良いと思いました。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんの意思決定を大切にし、その状況に応じた支援をさせて頂いております。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
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統括所長 西谷 保
高嶋 克和
理学療法士
生活していく上で無理が生じていないか?に着目し、自然な生活の形に近付けるサポートができたらいいなと思っています
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