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生活・環境・介護

在宅生活を支えるということ

ふるかわ

2026年9月14日

 夏の暑さも少し和らぎ、秋雨の続く今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 今年は例年より早く、9月からインフルエンザの流行が始まっているというニュースを耳にする機会が増えました。私の周りでは、今のところ感染した方はいませんが、睡眠や食事をしっかりとり、季節の変わり目に体調を崩さないよう、皆様と一緒に気をつけていければと思います。

 本日は、90代女性のAさんについてお話しさせていただきます。Aさんは認知症があり、圧迫骨折を受傷された後、ご自宅へ退院されました。現在はご主人とお二人で生活されています。受傷前は、買い物や家事などをAさんが中心となって担われていました。しかし、現在はそれらをすべてご主人が担い、それに加えてAさんの介護もされています。そのような中で療法士の訪問が始まりましたが、ご主人が介護に対してイライラされている様子が日々みられるようになりました。

 「今、私たちにできることは何なのだろう」そう考えさせられる日々が続きました。もちろん、Aさんに対しては、圧迫骨折後の日常生活動作の再獲得や疼痛の緩和、転倒予防を目的としたリハビリテーションを行っていました。しかし、それだけではご主人の負担感やイライラはなかなか軽減されませんでした。

 私たち療法士が支援する対象は、第一にはAさんです。しかし、Aさんが住み慣れたご自宅で生活を続けていくためには、ご主人の協力が欠かせません。「Aさんの生活を支える」ということは、同時に「Aさんを支えているご主人を支える」ということでもあるのではないか。そう考え、ご主人の介護負担を少しでも軽減することも、私たちの大切な目標の一つとして関わることにしました。

 そこで、療法士の訪問時には、最初の15分をご主人のお話を伺う時間として継続的に設けることにしました。Aさんのことだけでなく、介護をする中で感じていることや困っていることなど、ご主人の思いをゆっくりと聞かせていただく時間をつくりました。

 そのような関わりを続けて約2か月。少しずつ、ご主人がイライラされる場面が減り、笑顔がみられるようになりました。ご主人に少しずつ心の余裕が生まれたことで、Aさんへ優しく声をかけられる場面も増えていきました。結果として、ご主人への支援がAさんにとっても良い影響につながったのではないかと感じています。

 今回、Aさんとご主人との関わりを通して、訪問看護・訪問リハビリテーションにおける療法士の役割について、改めて考える機会となりました。 利用者様ご本人へのリハビリテーションだけではなく、その方を取り巻く環境やご家族も含めて支援していくこと。それもまた、住み慣れたご自宅での生活を支えるために、私たち療法士が担う大切な役割の一つなのだと再認識しました。

 これからも、利用者様ご本人だけでなく、その方を支えておられるご家族の思いにも耳を傾けながら、「その人らしく在宅生活を続けること」を一緒に支えていける療法士でありたいと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さまへのケアはもちろん、日々支えておられるご家族様の想いにも深く耳を傾け、皆様が安心して過ごせる在宅生活を支援しております。

 訪問看護リハビリステーションたもつは、京都市伏見区・南区を中心に、訪問看護リハビリステーション山科では、伏見醍醐地域、山科区を中心に訪問させてい頂いております。訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。

 あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

 2026年10月以降の看護師・言語聴覚士・看護師・療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

                           統括所長 西谷 保

ふるかわ

  • 作業療法士

    利用者さんが大切にしている想いや日常を守り、その人らしく安心して過ごせる時間を支援していきたいと思っています。

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