看護学生と共に
学び、成長し続ける
奥田 良美
2025年11月30日
看護師の奥田です。
日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の冷え込みが強まってきましたね。利用者さまの玄関先のもみじが少しずつ色づくのを訪問毎に楽しみに拝見し、先日真っ赤に紅葉したのを見て秋を実感しました。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、看護学生の実習受け入れを行っています。学生にとって訪問看護ステーションでの実習は、病院とは異なる“生活の場“での看護を見学・体験する機会です。その人らしい生活を支える看護とは・関わりとは何かを経験を通して深く学んでもらえるよう、ステーションの職員で一丸となって指導を心がけています。私は実習指導者として学生指導に関わらせてもらっており、その中で感じたことをこの機会に振り返りたいと思います。
Aさんはお一人暮らしの男性です。担当になった学生はAさんが便秘について悩んでおられることを知り、何かできないかと考えました。そしてAさんの生活状況や嗜好品などお話を聞いた上で、パンフレットを作成しました。ココアに含まれる成分は便秘予防に対して効果があること、ココアのカフェインの含有量はコーヒーの10分の1であることなど、ココアを好まれ不眠についても気にしておられるAさんの個別性に沿った内容でした。便秘予防のため取り入れたい食品の説明では、簡単に1人分を取り入れる工夫について触れ、お一人暮らしのAさんに無理なく取り入れてもらいたいと考えていることが伝わってきました。Aさんからも「へえー。すごいですね。ココアはいいんですね。これ調べてくれたんですか?」などコメントを頂き、学生もとても嬉しそうでした。
Bさんは肺の病気を患っておられ、動くと息切れがありました。「できるだけ自宅で一人暮らしを続けたい、そのためには自分の足で歩けないといけない」と思っておられました。看護師訪問時は近所をお散歩してきましたが、時期的に暑さでお体の負担も大きくなったため、学生と共に室内でできる運動内容を考えました。Bさんは字を読むときに虫眼鏡を使うほど視力が低下していたため、学生は太くて大きな字と絵を用いて運動メニューを提案しました。Bさんはすごく喜んでくださり、学生の実習が終わってからも看護師と一緒に冊子を見ながら運動をしました。
2つの事例に共通して、利用者さんの生活背景や個性・希望を捉えた上で方法を考えることができたことは学生の学びだと思います。
自宅での生活を支えるという視点で、生き方や考え方を聴かせていただいた上で提案や実現可能な方法を共に考えていく。利用者さんお一人おひとりと深く向き合って、個別性の高いケアを行うことは訪問看護のやりがいであり使命です。その一端を学生にも学び、経験してもらえたのではないかと思います。
Aさん、Bさん以外にも、利用者さんに学生が交流させていただくことで、若いエネルギーやフレッシュさに触れて刺激となったという事例、「いい看護師さんになってね。」と温かな応援の気持ちを頂くこともあります。
看護師も、普段無意識に行なっている看護技術や観察のポイントを言葉にして学生に伝えることで、自身の知識や技術を再確認する機会になっています。また学生の持つ新鮮なアイデアや視点から刺激を受けたり、初心に戻って‘自分も学び続けよう!‘という気持ちにさせてもらうことがあります。
今回振り返ってみて、これからも学生と共に学び、成長し続けられる看護師・ステーションでありたいと思いました。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、「教えることは学ぶこと」学生と共に前に進んでいきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。
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統括所長 西谷 保
奥田 良美
看護師
教育担当(看護師)
住み慣れたご自宅で、利用者様・ご家族が安心して過ごせるように共に考え看護させて頂きます。
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