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選択肢 在宅 家族

家族看護

古田 愛也

2025年7月22日

 太陽の光が真上から降り注ぐ午後2時。訪問途中の公園で咲いていたひまわりもややぐったり気味で、その様子が何ともクスっと笑えて思わず写真をパシャリ。「お互い頑張ろうね〜」と心の中で思いながら、この暑さに対抗するというよりも馴染みながらゆるりといこう〜、とまたバイクを走らせました。隣で遊ぶ子供達はキャッキャと楽しそうに水遊びをしていて、またその元気な声もいいなぁ〜とほっこりするひとときでした。

 さて、最近の日々のなかで私は「家族」について考えさせられる場面が多くありました。難病を患い少しずつ介護度が高くなる中で、迷い葛藤しながら介護されるご家族、看取りが近いと思われる状況で不安を抱えながら自宅で介護されるご家族、離れて生活されていて連絡をとるのもなかなか難しいご家族。これまでたくさんのご利用者さまとそのご家族と関わらせていただきましたが、様々な家族のかたちを知れば知るほど「家族とは」とまた考えさせられる日々です。

 訪問看護を始めた頃はどこか「家族はこうあるべき」と決めつけてしまっている所があったのではないかなと振り返ります。ご本人の支援に一生懸命になるがあまり、協力的とはいえないご家族に苦手意識をもってしまったり、ご家族に無理難題をつきつけるご本人に複雑な思いを抱いたりすることもあったと思います。しかし、ご利用者さまもご家族自身もそれぞれ困難や課題を抱えながら生活されており、家族への想いの表出もその方法も様々です。その一部分だけを見て決めつけず、これまでの家族としての歴史を知りその家庭の家族観を知ろうとする姿勢は忘れてはいけないと感じるようになりました。そして私自身がどのような価値観を持っているのかを自身で見つめながら、それに影響されていないかを常に確認しながら家族看護を実践していかなければと思っています。

 家族は完璧でなくてよいと思います。介護や病、看取りといった課題をもつチーム(家族)が最大にパフォーマンスを発揮するためには、一人ひとりの健康と日々の生活の質がある程度良好に保持されていることが大切だと思います。看護者は病気中心に考えることで家族を介護資源と捉えることが多いかも知れませんが、家族全体が支援の対象としてご家族にも寄り添う気持ちを持つことが大切だと思います。これまでの経験からも、家族は葛藤して揺れながらも、家族同士が支えあって困難を乗り越えていくと感じます。私たちが自分の判断に従わせたり価値観を押し付けたりするのではなく、その家族にあった最善の選択肢を見つけられるようにお手伝いしたいと思うのです。

 難病を患われ在宅生活を始められてからの数年間を訪問させていただいたAさん。ご家族の初めての介護に対する迷いや葛藤、実際に出来ることと出来ないことへの葛藤、病気の進行に伴う不安、介護疲れ、様々な葛藤と疲弊を垣間見ました。時にはそのジレンマに苛立たれる姿もありました。私自身も葛藤し、意思表示が困難なご本人とそのご家族にとってどのような生活が最善なのか悩みながら過ごした数年間でした。今は自宅を離れ施設で生活をされていますが、その決断が最善であったのか今もなお葛藤されています。家族看護について深く考えさせられた事例となりました。感謝を込めてここに記しておきたいと思います。どうか穏やかな日々が続いていますように。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんを含め家族(支援者)の思いを大切に支援をさせて頂いてます。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

 2025年8月以降の看護師・言語聴覚士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

                               統括所長 西谷 保

古田 愛也

  • 看護師

  • 看護師長

利用者さんが中心であること、利用者さん・ご家族に寄り添い一緒に考える姿勢を大切にしています

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