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風呂の浸かりたい

「やりたいこと」に蓋をしない多職種連携

長辻 智哉

2026年3月11日

 理学療法士の長辻です。寒さが少しずつ和らぎ、柔らかな春の兆しが見えてきましたね。花粉症の私にとっては少し辛い季節でもあります。

 さて、今日は多職種で連携し、利用者さまの「やりたいこと」を叶えることができたAさんのお話をさせていただきます。Aさんは長らく「呼吸不全」を患っており、息切れが起きやすい状態でした。そのため、ご自宅での清潔保持は、訪問看護師の介助によるシャワー浴が中心となっていました。訪問看護ではシャワー介助のほか、日々の症状確認や医師との連携を行い、リハビリ訪問では呼吸練習や筋力トレーニングを継続することで、安定した生活を送られていました。
 昨年末、少しずつ寒くなってきたある日のことです。看護師が「Aさん、実はお風呂に浸かりたいそうなんです」と、ご本人の想いを汲み取ってきてくれました。Aさんはもともとお風呂が大好きで、湯船に浸かることが日課だったそうです。そこで私たちは、Aさんと共に「年明けにお風呂に入ること」を目標に掲げ、チーム一丸となって取り組むことにしました。
 目標に向け、看護師は日々の体調管理を徹底するとともに、医師と密に連携して入浴時の注意点や身体状態の確認を行いました。リハビリでは、浴槽に出入りするための可動域練習や、安全な入浴方法の検討を重ね、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員の方とも連携を図りました。福祉用具の方にはリハビリ中にもお越しいただき、実際の動作を確認しながら最適な用具を提案していただきました。こうして具体的な方法が固まったところで、看護師とも介助手順を共有しました。
 こうした連携を重ねた結果、今年の年明け、看護師の介助のもとで無事に入浴を実施することができました。ご本人からも「久しぶりにお風呂に浸かれて本当に嬉しい。気持ちよかった」とのお言葉をいただきました。今では状態を見守りながら、少しずつ入浴時間を延ばしたり、お好みの入浴剤を試したりと、看護師とのバスタイムを楽しまれています。
 訪問看護において多職種が協働することで、安全に配慮しながら「生活の質」に直結する目標へ取り組めるのだと、私自身も改めて実感したエピソードでした。
 病気や症状を抱えると、知らず知らずのうちに「やりたいこと」に蓋をしてしまうこともあるかもしれません。日々の不安はもちろん、「これからやってみたいこと」など、ぜひ私たちにお聞かせください。皆さまに「まずは話してみよう」と思っていただけるよう、これからも精進してまいります。

 写真は、以前京都に雪が降った際に、息子と作った「小さな雪だるま」です。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんの希望を聞き、その人らしい生活や喜び楽しみの一部分を支援させて頂いております。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる実績のあるステーションとなったと自負しています。

 2026年4月以降の看護師・言語聴覚士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を優遇し、5万円の就職祝い金を支給します。また、6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

                               統括所長 西谷 保

長辻 智哉

  • 理学療法士

  • 療法士主任

利用者さんにとっての大切な生活を守れるように、お話を聞かせていただきながら関わらせて頂きたいと思っています。

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